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歯根膜炎の原因と治療法


1.虫歯からの歯根膜炎は激痛になることがある

噛むと激痛が走るような歯根膜炎は、虫歯から歯根膜に細菌が感染した場合に起こります。虫歯は明らかに穴が開いているものや、以前詰めた金属などの下で起こるもの、何らかの原因で神経が死んでしまい細菌が歯根膜に感染し、歯根膜炎をおこすものがあります。

治療法

歯の根の治療を行います。歯の神経が細菌によって感染しているため、感染している神経を取り除き、神経が入っている管を消毒します。痛みが強い時は麻酔が効きにくいために、処置の時に強い痛みを感じます。あまり、痛みが強い場合は数日間痛み止めで、痛みをコントロールしてから神経の処置をします。

2.歯ぎしりによる歯根膜炎は噛むと痛い

歯ぎしりは歯を強い力で揺さぶるために歯根膜炎が起こります。ダメージを与えられた歯根膜は自然に治ろうとする力があります。しかし、歯ぎしりの力が長期になったり、限度を超えてしまうと噛んだ時に痛いと感じるようになります。

治療法

歯ぎしりが落ち着けば痛みが軽減することがあります。そのため、硬いものを噛むのを控え、日中は意識して食いしばらないようにします。夜間、無意識に行われる歯ぎしりに対してはマウスピースで対応します。

3.神経の治療の後の歯根膜炎は2,3日痛む

shutterstock_223966513歯の根の治療をした後、歯根膜炎になり痛くなることがあります。根の治療の際、根の先ギリギリまで汚れを取っていきます。根の先に接している歯根膜に刺激が加わり治療後、2,3日痛みが続くことがあります。

治療法

痛みが強い場合は痛み止めを服用してください。痛みが強く腫れが出てくるようであれば歯根膜炎が化膿して、中に膿が溜まっている可能性があります。歯科医に連絡して中の膿を出してもらいます。(LED光重合器

4.歯周病による歯根膜炎は歯の揺れが起こる

歯周病によって歯の周りの骨が無くなってくると、歯が揺れてしまい歯根膜炎を起こします。歯周病で歯が揺れる段階は重度の歯周病です。

治療法

歯周病によって溶けてしまった歯の周りの骨を改善するには、歯石除去などの歯周病の治療や、外科的な再生療法が必要です。また、前後の歯を接着剤で固定し、揺れを防いで歯根膜炎を防止します。

5.外傷による歯根膜炎は一時的

前歯をぶつけたりすると、歯根膜に強い力が加わり歯根膜炎を起こします。歯は脱臼のようになっており、位置を戻し、歯を固定して安静にさせる必要があります。場合によっては神経が死んでしまうことがあります。

治療法

周りの歯と接着剤で固定をし、ギブスのようにして歯根膜を安静にさせます。2週間程度で接着剤を取り除き、経過を観察します。神経が死んでしまった場合は、歯の根の治療をする必要があります。

6.破折による歯根膜炎は鈍い痛み

歯の根にひびが入ってしまったり、割れてしまうと噛んだ時に鈍い痛みがあります。噛むたびに亀裂が広がり、歯根膜炎を起こします。神経が残っている歯の場合、亀裂の隙間から細菌が入り、激痛になることもあります。(歯科用タービン

治療法

歯の亀裂が広がらないように接着剤で固定し、被せる処置をします。痛みが強い場合は神経の処置をする場合もあります。多くの場合、歯ぎしりによって割れることが多いため、マウスピースが必要となります。

7.上顎洞炎からの歯根膜炎は2,3本の歯が痛い

上顎洞は上顎の歯の根ととても近い位置にあります。副鼻腔炎になると鼻の中の粘膜の炎症が、歯根膜に及んで歯根膜炎になることがあります。詳しくは「虫歯じゃないのに歯が痛い上顎洞炎で起こる8つの症状と最適な治療法」を参考にしてください。

治療法

抗生物質を2~4週間程度、服用し副鼻腔炎を改善させます。副鼻腔内の炎症が取れれば、歯の痛みも改善してきます。

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